米国とイランは60日間の停戦合意に達したが、正式署名は金曜日予定。それまでは米海軍によるイラン港湾封鎖が継続する。商船に対しては、米海軍の指示に従うようJMIC(Joint Maritime Information Center)が警告を発出している。

合意文書は非公開だが、ホルムズ海峡の再開が含まれると理解されている。2月28日の戦争開始以降、イランによる商船攻撃で海峡は事実上閉鎖。トランプ大統領はニューヨークタイムズに「海峡は“toll-free”(通行料なし)になる」と発言している。

イランはララク島周辺に独自の通行ルートを設置し、情報提供や通行料を要求していた。これを管理するためペルシャ湾海峡機構を設立していたが、合意により終了する見込み。

過去1か月、米軍はオマーン沿岸近くを夜間航行する商船に航行支援を提供してきた。国防長官は「Project Freedom」の一環と説明したが、CENTCOMは「護衛作戦は終了した」と主張しており、公式説明に矛盾が生じている。

米軍による封鎖の一環で商船9隻が無力化された。そのうち6月9日に攻撃されたタンカー「MT Settebello」ではインド人船員3名が死亡、インドの船員組合FSUIは、遺族1家族あたり500万ドル以上の補償を米国に要求している。別の船では医療支援が遅れ、インド人船員1名が死亡したと主張している。

“Naval Blockade to Remain In Effect Until Official Agreement is Signed by Iran, U.S.,”(Heather Mongilio, June 15, 2026 5:23 PM USNI News)