スカボロー礁でのフィリピンと中国の対立は海軍同士にエスカレートのおそれ フィリピン軍は、5月5日、スカボロー礁から約12海里の海域で同海軍のコルベット「エミリオ・ジャシント(Emilio Jacinto, PS-35)が、中国海軍のフリゲート2隻と中国海警局の海警1隻から...
中国、ルソン海峡のフィリピンEEZ内で海底測量を実施 中国の調査船「Tan Suo 3」は、4月29日から5月5日までルソン海峡南西のフィリピン北部排他的経済水域(EEZ)内で調査活動を実施した。有人深海潜水艇も、母艦であるTan Suo 3と活動した。...
中国,サンディケイに上陸 中国海警局(CCG)要員6人が南沙諸島の係争中のサンディケイ(Sandy Cay)に上陸したが、これは米比軍事協力が拡大する中、中国が南シナ海の領有権主張を積極的に追求する姿勢といえる。サンディケイへ...
台湾ADIZへの中国軍航空機侵入は高頻度で発生 台湾の事実上の防空識別圏(ADIZ)への中国人民解放軍の航空機侵入は、4月も高頻度で続いている。中国は、台湾の脅威に対する認識を難しくし、対応の閾値を上げるために、ADIZの侵入頻度を高くしているとみ...
中国海警局,金門島制限海域に6回侵入 中国海警局(CCG)は2025年4月に金門島の立入制限海域に6回侵入したが、このような侵入を通例化し、既成事実化するための取り組みを継続している。 この侵入は、ストレイト・サンダー2025A演習中の4...
米国,対艦ミサイルをバタネス諸島に配備 中国は、米国がバタネス(Batanes)諸島に対艦ミサイルを配備していることを台湾周辺のA2/AD構想に対する脅威と見なしている可能性が高い。 中国外交部の郭家群報道官は4月21日、フィリピンが米国と...
中国,黄海にプラットフォーム 中国は、韓国・中国暫定措置区(PMZ)内に固定式石油掘削装置スタイルのプラットフォームと2つの可動海洋構造物の設置を完了 ニューズウィーク誌は、中国のプラットフォームが高さ約54メートルの3本の鋼鉄製...
パナマ運河を巡る今日までの状況(2025/4/23現在) 1903年・米国は、地政学的重要性から運河とその周辺地帯を管轄下に置くため、1903年、コロンビアとの間で「ヘイ・エルラン条約」を結んだが、コロンビア議会が批准しなかった。・このため米国政府は、同年、...
ペンタゴンの「地獄のような一ヶ月(Month From Hell)」 先週、ペンタゴンを辞任したジョン・ウリヨット(John Ullyot)氏(元国防総省首席報道官、トランプ1期目に国家安全保障会議と退役軍人省で広報を担当)が語るペンタゴン内部の混乱ぶり。 すでにヘグセ...