ロシアはNATO首脳会議直前の7/5-6、6月以降4回目の大規模ミサイル・ドローン攻撃。419発のミサイル・ドローンを発射。ウクライナは巡航ミサイルの多くを迎撃したが、弾道ミサイルはほぼ迎撃できず、キーウで多数の死傷者(16名死亡、58名負傷)が発生した。ロシアはウクライナのPatriot迎撃ミサイル不足を狙い撃ちしたかたち。西側の対ウクライナ支援継続への心理的圧力を狙った可能性が高い。

一方のウクライナは、開戦以来最もロシア本土最深部への約2,500kmに及ぶドローン攻撃を実施。オムスク製油所(ロシア最大、年間2100万トン)を初めて攻撃し火災を発生させ、ヤロスラヴリ製油所(年間1500万トン)も攻撃した。レニングラード州のミサイル旅団基地、Ust-Lugaの石油施設など複数拠点も同時に攻撃したが、ロシアは防空部隊の再配置や機動火力部隊を展開しているが、長距離攻撃への対応が追いついていない。

ISW Russian Offensive Campaign Assessment, July 6, 2026