8/27、クーパーCENTCOM司令官が「イランが敷設した機雷を除去した」と発表したが、イランは米軍の発表を否定し、「2個の機雷がタンカーを阻止した」として海峡は依然危険であると主張。これに対して米軍は否定。
8/30、革命防衛隊がLarak島からロケットで機雷を発射しようとしたが、米軍が発射準備中のランチャーを空爆。これは戦争開始後初の「陸上発射型機雷敷設」の試みで、Fajr-5ロケット(射程75km、改良型は130km)の弾頭に小型の浮流機雷を搭載し、空中で散布するというもので、一度の発射で数十〜数百の機雷を広範囲に散布可能とされ、掃海作業を圧倒し得る。ロケットによる方式は非現実的と思われてきたが、イランはこの新戦術を2025年の演習で示したとされる。
これまでイランは高速艇で機雷を敷設してきたが、米軍の7月の空爆で60隻以上が破壊されたため、このような戦術をとろうとしている。ロケットで機雷を散布するには、着水時の衝撃を緩和するためパラシュートで減速するなど何らかの仕組みが必要となる。本来の敷設手段をとれなくなったイランが、小型機雷に限られ精度も劣る手段に頼らざるを得なくなっているものと思われる。

ISW Iran Update, Aug 31, 2026
“Can Iran use rockets to mine the Strait of Hormuz, as US claims?,”(By Al Jazeera Staff Published On 31 Aug 2026)