過去5年間(2021–2026)で16か国が77隻の潜水艦を進水させたが、うち33隻は原潜(中国、ロシア、米英仏、インド)で、ブラジルと北朝鮮も原潜を建造中とされる。

中国は過去5年間で24隻を進水し、世界最多の24隻で、ロシア(12隻)の2倍、米国(7隻)の3倍以上であり、米国はすべて既存のバージニア級でロシアの新型は1クラスのみ(Khabarovsk)だったが、中国は 7つの新型クラスを同期間に投入し、隻数に加えて技術の更新速度も圧倒的だ。

また、他国がXLUUV(大型無人潜水艇)を試験する中、中国だけが有人潜水艦サイズの巨大無人潜水艇(XXLUUV)を量産しており、水中無人戦力の分野で大きな優位性となっている。

中国は、世界初の小型原子炉(核AIP)を実用化し、新型「Zhou級」を登場させたが、静粛性と持続力を両立する新しいカテゴリーとなった。

中国は輸出潜水艦でも存在感を示しており、Hangor級4隻をパキスタン向けに建造した。ドイツ・フランスも輸出国だが、中国は隻数で優位に立っている。

中国で原潜建造能力が急拡大した理由は、以前は葫芦島(Huludao)のみでの建造だったが、現在は武昌(Wuchang)と上海の江南(JN)造船所が参入し、3つの造船所が同時に原潜を建造する体制となったからだ。武昌では小型原子炉搭載のZhou級を、江南では新型攻撃型原潜(小型セイルが特徴)をそれぞれ建造し、年間 6隻前後の原潜建造が可能と推定され、これは米国の3倍のペースである。分業も確立しており、有人原潜は北部・中部の3拠点、無人潜水艦は南部造船所が担当している。

今後、スペイン、韓国など新規参入国も増加して世界的に潜水艦建造はさらに拡大すると予測されるが、中国の圧倒的な優位は継続すると見られる。

“China Now Leads World Submarine Construction,”(Published on 24/06/2026 By H I Sutton NAVAL NEWS)