空母「遼寧」と055型駆逐艦「南昌」は、5月25日から26日にかけて尖閣諸島の北約200kmで活動。防衛省は、J-15艦上戦闘機が90回の発着艦と艦載ヘリコプターが30回の飛行を実施したと公表した。その後、両艦は5月27日に宮古海峡を通峡した。

「遼寧」が母港青島海域を超えて活動するのは本年初めてで、中国の国営メディアは、「遼寧」の活動は「正常で日常的なものであり、今後も増加すると予想される」としている。

参考資料:”China-Taiwan Weekly Update, May 30, 2025,” (May 30, 2025 – ISW Press)