西側諸国の秘密支援により開発されたウクライナの水上ドローンは、ロシアの黒海艦隊の制圧で成功を収め続けている。黒海戦線での次の展開は、ウクライナの水中ドローンかもしれない。ウクライナの「トロカ(Toloka)」水中ドローンは過去2年間で進化しており、最新型は航続距離1,000マイル、爆発性ペイロードは約11,000ポンド(約5トン)とされている。運用可能になれば、ウクライナが繰り返し破壊を試みたロシアの支配の象徴であるケルチ海峡橋のような価値の高いハードターゲットに対して使用される可能性が高い。

欧州委員会では、ウクライナで使用する欧州製兵器の購入に使用される防衛支援のための「賠償ローン」を支援するために、1,650億ドル相当のロシア資金を使用することが検討されているが、これはウクライナのドローン産業のさらなる拡大にも資するだろう。

参考資料:”Ukraine’s Drone Subs May Open Up a New Front in the Black Sea,”(Published Sep 30, 2025 11:02 PM by The Maritime Executive)