米海軍は、9月下旬までに駆逐艦に対する対艦型巡航ミサイル「トマホーク」の配備を開始する予定で、米海軍は数で勝る中国艦隊に対する「ゲームチェンジャー」になると見なしている。

現在陸上攻撃に使用されている非核型トマホークの対艦バージョン(ブロックVa)は敵艦の撃破率を大幅に向上させることになる。

米海軍は9月30日までに駆逐艦への新型ミサイルの配備を開始し、テストが完了したら来年の4月から6月の間に潜水艦配備に利用できるようにする予定だという。

新型対艦巡航ミサイルを駆逐艦に搭載するスケジュールは、中国に対抗するためにインド太平洋地域に数千機の無人機を配備するという「レプリケータープログラム(Replicator program)」と呼ばれる国防総省の計画にほぼ合致している。

参考資料:”US Navy To Field ‘Game-Changer’ Anti-Ship Tomahawk By September,” (Bloomberg May 31, 2025 By Tony Capaccio)