16 パクス・ブリタニカの世界 1 シーパワー500年史 16 今回から2回にわたってパクス・ブリタニカとはどういうことだったのか、当時の国際情勢や経済などの面からも整理してみたいと思います。 ▼パクス・ブリタニカとは 1815年...
ロシア軍用輸送船、スペイン沖で沈没 12月23日、ロシアの軍事企業Oboronlogistikaの子会社によって運航されていた「Ursa Major(おおぐま座)号」は、ジブラルタル海峡を東航後、スペイン沖で機関室の爆発で沈没した。 ...
ロシアの「影のタンカー船隊」 ロシア連邦の主な収入源はエネルギーの輸出だ。ウクライナ侵攻でロシア産石油の上限価格以上での販売が禁止されたため、クレムリンは石油の輸出を維持する方策として、制裁を回避できる「影の船隊」を運航するよう...
バルト海の海底ケーブルを切った中国船はクロ? 11月17日から18日にかけてスウェーデン沿岸で海底ケーブルが切断された。AIS(自動船舶識別装置)情報から中国のばら積み船「Yi Peng 3」が当時その海域で不自然な動きをし、かつその錨のひとつ...
15 帆船の発達と戦術 シーパワー500年史 15 前回までに、英仏抗争を制したイギリスが海上覇権を握りパクス・ブリタニカを確立するところまでの話が終わりました。この後、パクス・ブリタニカのなかで、イギリスがドイツの挑戦...
モーリシャス新政権 ディエゴ・ガルシア島協定案を拒否 2024年10月3日、イギリスはディエゴ・ガルシア島を含むチャゴス諸島の領有権をモーリシャス共和国に移譲することを発表した(11/8投稿)。しかし、新たに選出されたラングーラメド次期首相は、前政権か...
14 英仏抗争の終わり パクス・ブリタニカ シーパワー500年史 14 前回は、アメリカ独立戦争でイギリスがヨーロッパ中を敵に回して、結果的にアメリカの独立を許してしまい、続くフランス革命戦争には頼りにならない同盟国と参戦した話でした。今回...
「ロシアの湖」は大丈夫? ウクライナ戦争でロシアの戦略環境はかなり悪化した。NATOは「新戦略概念」(22年6月)を採択して即応部隊を大幅に増強することになり、各国の国防費も増額された。なんといってもスウェーデンとフィンラン...
13 英仏抗争 アメリカ独立戦争とフランス革命戦争 シーパワー500年史 13 前回は、ピットが登場してイギリス海軍が立ち直り、七年戦争に勝利して大英帝国の基盤を作るところまででした。今回は、アメリカ独立戦争からフランス革命戦争までの話です。アメリ...