中南米へ伸びる中国の「一帯一路」 トランプ次期政権での米中摩擦の激化が予想される中、ペルーで中国が建設を主導した大型のチャンカイ港が完成した(11/16各紙)。中南米に伸びる「一帯一路」構想は着実に前進し、中国の西太平洋戦略が全貌を...
トランプ再選とディエゴ・ガルシア島 トランプ大統領の再選を受け、6日のNY株は史上最高値を記録した一方で、対中関税の大幅引き上げでコンテナ貨物輸送量が減少するとの見方から、海運株は軒並み10%近く下落した。トランプ政権の政策とその影響...
シーパワーの時代 日本は、近代になって軍艦も制度も兵術思想もすべて丸ごとイギリスなどから輸入して海軍というものを建設した。そこからスタートした先人たちはみごとな日本の海軍を作り上げたが、太平洋戦争に敗れて国土を灰燼に...
強大化する中国と日本の安全保障 激変する国際秩序と日米同盟 米国をも凌駕する勢いの中国の軍備増強。習政権3期目に入り武力による台湾統一も現実味を帯びるなか起きたのがロシアの蛮行だ。中国はロシアのウクライナ侵攻から何を学んだのか。...
中国が学んだ太平洋戦争の教訓 米戦略予算評価センター(CSBA)報告書 トシ・ヨシハラ著「CHINESE LESSONS FROM THE PACIFIC WAR -IMPLICATIONS FOR PLA WARAFIGHTI...
東シナ海をめぐる日米協力 日本は中国に対峙する覚悟を持て パンデミック下でも尖閣、台湾を狙って着々と布石を打つ中国。「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指して半世紀ぶりに台湾政策を見直した日米同盟。「核心的利益」を断固守ろ...
変容する海の日米同盟:令和日本の課題 ■はじめに トランプ政権は、中国との戦略的競争に大きく舵を切った。その競争は、「新冷戦」というよりは「中国の覇権阻止の戦い」というに相応しいものであり、長期にわたることになるだろう。わが国は、米国と...
ホルムズ海峡危機とわが国の対応 ホルムズ海峡で繰り返される危機。そのたびにわが国は苦い経験と教訓を積み重ねてきた。時を経て平和安全法制を整備し、「自由で開かれたインド・太平洋」を標榜するわが国は今回の事態に適切に対処できているのか...
「憲法改正」とその先― 何のための「9条の2」か? ▼はじめに 「半世紀ぶりに日本で五輪が開催される2020年を、未来を見据えながら日本が新たに生まれ変わる大きなきっかけにすべきだ」「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」これは安倍首相が憲法...