ジェンキンス第一海軍卿は、9月9日、次回、インド太平洋地域に展開される空母打撃群のために刷新された航空団とともに、有人と無人のハイブリッド艦隊を開発していると述べた。彼は、これは遠い将来の願望ではなく、今必要なものだ。これにより機動性と強靱性が向上した、より大規模で戦闘力の向上した艦隊が誕生するだろうと述べた。

空母打撃群をハイブリッド航空団とするため、イギリス海軍はコンセプトデモンストレーションとして来年までにクイーン・エリザベス級空母からジェットエンジン推進のドローンを運用する予定だという。

イギリス海軍はまた、タイプ26フリゲートが戦力に加わる艦隊の将来を見据えている。計画されている8隻の対潜フリゲートのうち、「グラスゴー(Glasgow, F88)」、「カーディフ(Cardiff, F89)」、「ベルファスト(Belfast, F90)」の3隻が2030年までに就役する予定だ。これらタイプ26は、老朽化したタイプ23を更新することを目的としているが、建造計画の遅れに直面している。

タイプ26が艦隊に加わると、イギリス海軍は人工知能を使用して艦艇と連携する無人艦2隻を派遣する予定だという。

参考資料:”Next U.K. Pacific Carrier Deployment Will Feature Unmanned Ships in Strike Group, Says First Sea Lord,”(Heather Mongilio, September 9, 2025 5:30 PM USNI News)